2010年09月24日(金)
2010.第4回 LAPIS富士登山
今年も新人を含め10人が集まった。
5時30分集合、予定通り6時にデュース鶴田店を出発。
宇都宮の空は小雨が降り注ぎ、素敵な朝だった。
高速に乗り、富士五合目を目指す。
道中 順調に走行する車中では、玉田さんの饒舌も快調にとばしていました。
河口湖INに近くなると、通常なら正面に富士山が堂々と姿を現すのだが
今日に限って、中腹から山頂に黒々と雨雲がまとわりついていた。
高速を下り、富士五合目に近くなればなるほど
風と雨が強くなっていく。
まるで台風のようだ。
車中では、不安をかき立てる玉田さんのマイナストークが暴風雨とかしていた。
五合目に付き、とりあえず腹ごしらえ。
食事をしながら今日の予定を確認し合った。
このまま登らずに他の予定に変更する案までも検討された。
しかし、富士登山の目的を少しでも「新人」に伝えたかった。
最終決断は、暴風雨の中1時間半から2時間と時間を限定して
富士登山する事になった。
この時間の範囲以内なら事故に成り難いと判断したからだ。
身なりを暴風雨に耐えられる準備をすませ、登山入口に立った。
「円陣」を組み安全を祈った。
なんと奇跡が起きた。
先程までの横殴りの雨が止んだ。
虹が歓迎してくれた。
風は一向に止む気配はないが、雨が降らないだけ幸運だった。
私達は、前へ前へ進んだ。
六合目当りで雨が降って来たものの、風が柔らかくなった。
「風」と「雨」が両方強かったらここで終了しただろう。
新人達も弱音をはく事なく頑張った。
無事に今夜泊まる山小屋に到着した。
みんなでここで寝る。
いい笑顔 しているでしょ!
達成感があった。
明日の登頂を誓い、夕食を済ませる。
起床1時30分。
2時出発
外に出ると とても快適な「雨と風」が吹いていた。
危険な状態ではないと判断し、登る事に決定した。
安全に、全員で登頂できる事を願い、円陣をくんで出発した。
しかし、9合目にさしかかった頃凄まじい「雨」が降り注ぎ
このまま登るのは危険と判断をくだした。
泣く泣く下山。
宿泊した山小屋に戻り、仮眠を全員でとった。
今年も全員無事に下山する事が出来ました。みんな「ありがとう」素敵な時間を共有出来ました。
新人のスタッフの人生において貴重な体験となった事でしょう。
感謝。
只野顕児
Posted by フロント at 14時20分